Miss Lonely Yesterday あれから君は… [ トップページへ戻る ]
時期は達也と南が大学3年の夏、和也のお墓に達也と南と新田が再会するところから集まる。
南は大学でも新体操を続け、新田は東京六大学でスラッガーとして不動の地位を築いていたが、達也は野球を続けることもなく普通の大学生活を送っていた。
三人とも違う大学に通っていて、昔ほどは会う機会がなくなっていた。久しぶりに達也に会った誰もが達也が野球を続けていないことを不思議に、そして残念に思っていた。
ちなみに、西村は高卒でプロ野球に進み、横浜マリナーズで新人王を取るほどの投手になり、孝太郎は松平酒店の旦那になっていることも一応付け加えておく。
この作品では、水野香織が達也と南の仲を引き裂き、二人のギクシャクした関係が続く。また、西村は古傷の肘を痛めてプロで窮地に立たされていた。
そんな時、原田が世界放浪の旅から3年振りに日本に帰ってきて、野球をしたくてもできずに振っ切れない生活を送っている達也に助言をする。
『お前が野球をやると和也の名前がついてくるのは、あまりに和也がかわいそうだと感じているなら、和也と関係ない野球を探せばいいじゃねぇか』と。
ちょうどその頃、西村に早すぎる引退マウンドが訪れる。そう、西村の肘はもうボロボロで投げられる状態ではなくなっていたのだ。
野球を続けたくても続けることができない、そうわかっていても必死に投げ続ける西村の姿を見て、達也は自分の弱さを感じる。
野球をやろうと思えばできる体でありながら、自分からその機会を放棄してしまっている自分に。そしてまた達也は今度は和也の夢でも南の夢でもなく、自分の夢の為にトレーニングを開始した。
そして南にも新体操引退の時がやってくる。そう、南も自分が本当にしたかったことは新体操ではなく、その場にとどまっているわけにはいかないと感じたのだ。
そしてみんなそれぞれ自分の中の迷いを振り切り、新たなるスタートを切るのであった。
達也は自分の夢に向かって海を渡り、アメリカで自分の力を試してみることにするのであった。(終)
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