野球馬鹿な仲間達 -達也vs新田- [ トップページへ戻る ]
場面はクライマックスの3年の夏の甲子園地区予選決勝戦。
試合は9回までに決着がつかず、延長戦に入っていた。スコアは4-4。10回表、明青学園は達也のホームスチールで1点を勝ち越す。
裏の攻撃を抑えれば明青学園の優勝となる大事な場面だ。だが相手の須見工は1番からの好打順で、1人ランナーに出ると、新田に打席が回る。
そんな状況下で、不幸にも2番にツーベースを打たれてしまい、2アウト2塁で新田に回ってしまう。
両ベンチも達也もさすがにこの場面は自分のワガママで新田との勝負をすることはできないと思った。
後ろのバッターと勝負すればほぼ確実に三振で抑えることができ、明青学園が甲子園に初出場することができるし、
和也が果たせなかった目標『南を甲子園に連れて行く』ことも叶うからだ。マウンドに内野手と松平がやってくる。
達也はみんなの気持ちも汲んだ上で、新田との勝負は避けることをみんなに告げる。そしてみんな守備位置にもどって行った。
ところが、松平の指示でみんな守備体制に入る。そう、みんなこの場面は達也に新田と真剣勝負をした上で甲子園の切符を手に入れたかったのだ。
そんな勝利に徹しないチームメイトを見て、達也は全力で新田に挑むことを決意するのだった。
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