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最初からないのよ(3年夏、第34巻) [ トップページへ戻る ]
試合後ひかりと二人になった英雄は比呂にも自分にも完全に負けたと言う。そして最後の1球の瞬間に比呂を疑っ
た自分が信じられなかったという。それにひかりはいつもはその部分に鍵をかけていて、そこの中に自分の居場所が
あるんだ、だから鍵はなるべく開けておくようにって、と誰かに言われたかのような口ぶりで言う。でもそれは誰に言わ
れたわけでもなく比呂が英雄から三振をとったその姿から伝わってきたものであった。そして英雄は自分は何も分か
っていなかったひかりを一番必要としていたのはこの自分だと言い、ひかりはわかっていなかったのは私、選ぶ権利
なんか最初からないのよと言った。これで二人は先へ進めるのだろう。
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